井六園のお茶 京都の老舗茶匠

井六園のお茶は江戸時代から続く、伝統と心の一杯です

井六園の茶壷道中を伝える新聞記事

昭和54年、5月2日の朝日新聞の記事。

 

きょう祇園「お茶壷道中」

 

の見出しがあります。

井六園が復活させた「お茶壷道中」を伝える新聞記事です。

日本古来の茶の歴史を知ってもらい、茶を見直すきっかけに、という目的で八十八夜にあたるこの日、盛大に催されたのです。

お茶壷道中は徳川将軍三代の家光の時代に始まったと言われます。

高級なお茶の代表格である宇治茶を大掛かりな行列が運んでいったのですが

その行列の規模や警護といったものは、実にものものしいものがあったそうです。

しかし幕末からは姿を消してしまいました。

 

井六園を中心とした「茶壷道中保存会」は、お茶壷道中を再現することで、改めてお茶への関心を高めてもらおうと、このお茶壷道中を現代に再現したのです。